GA4 Rescue設立趣旨

Google Analytics4 (以下GA4)を使いたいがどう使っていいか分からない、そもそも使えるかかどうかも分からない。そのようなデジタルマーケターやウェブ担当者のためにこのサービスをはじめました。

データをもとに顧客を理解し、顧客の満足度を上げ、事業の成果に貢献することはすべての事業において必要不可欠となっています。そのためにGA4のデータを活用したいと考えるデジタルマーケターは多いと思います。

実際、GA4は顧客のデータの可視化において優れた機能を持っています。

  • アプリとウェブを統合し解析する
  • さまざまなユーザーの属性や行動をイベントやカスタムディメンションで細かく定義する
  • Big query上の生ログ(ローデーター)を活用したSalesforceなどのCustomer Relation Management(CRM)やMarketやHubspotなどのマーケティングオートメーション Marketing Automation (MA)との連携

などのことを実現できます。いままでであればAdobe Analytics やGoogle Analytics360などの高価なマーケティングソリューションを用いなければ実現できないことも低コストで実装も可能です。

そのためにウェブ解析は本来誰にでも役に立つ技術ですが、その実装、活用には、

  • GA4の仕様
  • 実装のためのGoogle Tag Manager
  • さらにGA4が蓄積するデータの構造
  • 事業にあわせた実装と運用

について理解と実務能力が必要です。それら全ての技術を理解し、活用するにはフロントエンジニアのスキルからSQLまで幅広い知識が求められます。

マーケティング活動はもやはより良いカスタマーエクスペリエンス(CS)を創造することに置き換えられています。その活動の中心にあるのはユーザーの気持ちや悩みの理解です。ソーシャルメディアやウェブサイト上での活動に、このようなアナログな情報が見られるようになりました。デジタルマーケターは、このような情緒的なアナログな情報の理解や共感が必要なのに、技術的なハードルが障害になっていては、企業のマーケティング活動の阻害要因になりかねません。
もっと多くの企業にウェブ解析を活用してもらいたい、もっと多くのデジタルマーケティング担当者、ウェブ担当者のために、ウェブ解析士協会やウェブ解析士を中心とした専門家がご支援したい、そういう思い出このサービスを立ち上げました。
ウェブ解析士協会は世界で初めてのGA4の書籍を出版しました。私たちはGA4リリース当初から、単なる技術的な活用ではなく、デジタルマーケーターの教材としてユーザーの属性や心情の理解につながるためのウェブ解析をするための設計、実装を続けてきました。ウェブ解析士や上級ウェブ解析士を学ぶ人なら、ウェブ解析士協会のGA4が出力するデータから得られる気付きの深さはご存知かと思います。
このような理想的なウェブ解析をGA4で実現したい、そんな企業のご支援をしたいと考えています。私たちはデジタルに適応しきれない、アナログなマーケター、ウェブ担当者をご支援し、事業の成果に貢献できるデジタルマーケティング、デジタルマーケターの実現のためにご支援したいと思います。